株式会社 EC は、平成19年に前身の「NPO 法人ふれんど・すくえあ」から、新たな挑戦と可能性を引継ぎ誕生しました。
NPO 法人の時代は、公的サービスではカバーされていなかった障害をもつ方の買い物や映画、旅行など外出時の付き添いを行うサポート支援事業をメインに行ってきました。現在は、障害者・児福祉サービス事業における通所サービス事業とヘルパー派遣事業を主に行っています。
令和3年4月に本社が移転し、最先端の設備を備えた快適な環境の中で、優しい雰囲気と利用者様への的確で安心安全な支援を提供し、利用者様やそのご家族、また支援するスタッフが笑顔で共に歩むことができる事業所を目指しています。

主な事業内容は、障害者総合支援法、児童福祉法に基づく障害者(児)福祉サービス事業です。
生活介護（デイサービス）では、比較的重度の障害をもつ方が一人ひとりのペースを大切に過ごしつつも、時には皆で賑やかに過ごす「ふれんど・すくえあ」と、ウォーキングやプールを通して健康の維持を図る「エミフル」の２施設があります。
就労継続支援B型「ワークスクエア」では、利用者様が主体となりそれぞれのペースに合わせて、仕事としてお好み焼きの販売や印刷物の作成、内職作業などを行っています。
障害をもつ児童が放課後に利用する放課後等デイサービスは、定員10名の施設を４つ運営しており、毎日子どもたちの賑やかな声が途絶えることがありません。
また、自宅で過ごす障害をもつ方に、入浴や食事の介助、外出の際に付き添いを行う移動支援のヘルパーサービスを提供することで、通所サービスと在宅サービスの両面から利用者様の生活をサポートしています。

利用者様への支援は、ご本人が持っている生きる力を最大限活かしつつ、ともに活動したり、できないところを支援したりします。障害特性の異なる利用者様一人ひとりに沿った支援を行うため、前例やマニュアルがなかなか通用しないことが多いので、その都度どういった支援や対応が望ましいのか、職員同士で頭を捻りながら考え、試行錯誤しています。自分たちの支援の結果、利用者様が喜んでくれたり、充実して過ごしたりする様子を見ていると、達成感をとても感じることができます。

20～60代まで幅広い年代の社員が活躍しています。20、30代の職員も多いため、活気がある職場です。
利用者様の支援をコツコツ継続して行うとともに、周囲に働きかけチームワークを大切に業務を進めていくことができる方は、確実に力をつけていくことができる土壌があると考えています。また同時に、障害者福祉の制度や知識を身につけ実践に活かす力がつくと、リーダー的存在となり利用者様や会社への貢献度がますますアップしていきます。
リーダー的存在とまでいかなくても、自らがもっている強みを活かして、日々業務に取り組んでいる職員もたくさんいます。

当社では「自ら考え、人のために動くことを厭わず、行動できる人」を目標とし、日々研鑽を重ねています。
利用者支援においては、マニュアルや正解がない場面が多いため、利用者様に寄り添いながら、利用者様が何を求めているのか、どうすればその人らしく生きていくことができるのか、しっかり考え実践に移すことがとても大切になります。また広範囲にわたる障害者福祉の知識や、煩雑な制度を理解する力も必要となってきます。
コツコツと地道に継続する力もとても重要な要素です。